現在息子は20歳である。一応大学に在籍はしているのだが、今年の(2024年)7月から休学をしている。これまでの道のりは、他の記事で書く予定にしているが、ここでは、ざっくりとした経歴を書こうと思う。小学1年から受験塾に通い、中学受験を経て中高一貫校に入学。その後、中学1年の9月に体調が急激に悪化し、不登校となる。中学3年の冬、コロナが蔓延し、非常事態宣言が発令される。息子はそのままエスカレーターで高校にあがったものの、学校はコロナ対応に追われており、個別に対応してもらうことが困難となり、進級のことを考え通信制高校へ転校をした。体調は優れず、勉強は全く進んでいないまま、高校を卒業した。本人は、大学進学を希望するが、受験するだけの学力はついておらず、そのまま予備校へ。しかし、基礎学力なしでは予備校も難しく、通わなくなった。この年(2023年)の6月にようやく病気が診断され、対処療法ではあるものの、服薬にて体調は徐々に良くなってきた。(普通の日常生活はまだ難しいが・・・)。その年の12月、急に息子は大学であればどこでも良いから受験をして大学生になりたいと言ってきた。その日から、急に受験生となり、慌ただしく準備を始めることとなった。高校に調査書をお願いすること、受験校を決めること、そして肝心の勉強をどのようにして進めるかなど、決めることがたくさんあった。
まずは、受験までの期間が本当に短いので、受験科目を絞ることから始めた。調べてみると、2科目で受験できる大学、学部がいくつかある。そこで、受験科目を英語と数学に絞って勉強効率を上げることにした。そして、かかりつけの病院を変えるのが難しいことから、自宅から通える大学に絞ると、受けられるところはかなり絞られ、受験校はあっさりと決まった。
12月最終週に調査書を受け取り、何とか願書提出は間に合った。あとは勉強するのみである。実は、高校2年の時から本人の希望で家庭教師に体調の良い時だけきてもらい、細々と受験を目指して勉強していたのだが、できない期間の方が多く、思ったように勉強は進んでいなかった。今回、その家庭教師の方に再度お願いをし、受験勉強の伴走をしてもらうことにした。あまり体調的には良い状態ではなかったが、出願したうちの半分くらいの大学を受験することができ、受けた大学はほぼ合格することができた。
4月にいよいよ大学生となり、6月中旬まではほぼ毎日授業に出ていたのだが、その辺りから再び体調が悪化し、それと同時に今まで抱えていた思いを私に打ち明けてきた。”行きたい大学でも、学部でもないからモチベが上がらない。このまま大学を休学して、その間勉強し、もう一度行きたい学部をチャレンジしたい”と。いつか、そう言ってくる気はしていたのだが、まさかこんなに早く言ってくるとは思わなかった。しかし、もう今行っている大学への気持ちは切れているのは見ていてもわかったので、無理強いしても仕方ない。すぐに休学の手続きをとった。
休学手続きをとってしばらくは、体調の悪い日が続いた。ずっとベッドで転がっているような生活を送っていた。しかし、10月あたりから体調は良くなり、新たに家庭教師の先生を見つけたいと言い出した。そこで、家庭教師マッチングサイトで条件に合いそうな人を見つけ、こちらの条件にピッタリな方とお会いすることができた。現在大学4年生、現役の大学生である。生の情報を教えてもらえるのは非常に心強い。病気の影響で、頭がぼーっとして働かないと行っているが、暫くは、家庭教師の先生とまったり進めていく予定だ。
さて、ここでは1度目の受験で使って良かった教材、これからどのように勉強を進めていくかなど、リアルタイムで情報をアップしていきたい。有益な情報があれば、ここでシェアしたいと思う。
まだまだ受験生モードではないけれど、ぼちぼち頑張って欲しいと思う今日この頃である。
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